人生の成功につながるスキル「衝動抑制力(セルフコントロール)」

衝動抑制(セルフコントロール)力とは

自分の欲求や衝動をコントロールする能力。

鍛えやすく、人生の成功を司る万能能力。

セルフコントロール能力は人生の幸福とつながる。

子供とセルフコントロール能力

メリット

  • 成功しやすい
  • 健康的である
    • BMIも下がる
  • 成績が良い

セルフコントロール能力がない場合

  • 貧乏になりやすい
    • 貯金が少なく年収200万円以下
  • 不健康
  • 肥満傾向
  • 歯科疾患にかかりやすい
  • 呼吸器系疾患にかかりやすい
  • 性病にかかりやすい
  • アルコール依存症傾向
  • 犯罪歴↑

セルフコントロール能力の鍛え方

自己調節学習(SRL)

学生に対して行われた研究で、勉強に打ち込むための3つの方法。

※社会人も効果はある。

  1. プランニング
  2. モニタリング
  3. リフレクション

当たり前のことを当たり前にできれば成功する。

なぜそれが皆できないか?

当たり前を具体的なテクニックにまで落とし込めていない。

どうやって計画を、記録を、検証をするか。

プランニング

プランニングは戦略。対策までたてる必要がある。

  • WOOP
  • If Thenルール
  • チートデイ
  • 挫折の計画

<WOOP>

目標達成率が2倍になる方法。

Wish(願望)

Outcome(結果)

Obstacle(障害)

Plan(計画)

モニタリング

時間を決めて行動したことを記録していく。

◯分やった→✗回できた

リフレクション

30分ごとに記録検証していく。

モチベーションを保つためにトライ&エラーを繰り返す。

ルフレギュレーションテクニック

  1. 誘惑の少ない環境を作る
  2. 想像力
  3. ゲーミフィケーション
  4. 共感能力コントロール
  5. 笑う
誘惑の少ない環境を作る

意志力に頼らない状況を作る

  • 誘惑の少ない部屋で集中する
  • 集中している人のいる環境で集中する
想像力

今と未来を含んだ選択肢から選ぶことで、目先の衝動に飲み込まれなくなる。

ex.おかしを食べたい。

  1. 今お菓子を食べて、夜のラーメンをやめる
  2. いまお菓子をやめた、夜にラーメンを替え玉までする。

→今誘惑に負けると未来で損をするをセットに考える。

ゲーミフィケーション

タイムアタックや競い合うなどをする。

共感能力コントロール

未来の自分の気持ちに共感して、今の行動を決める。

ex.今〇〇しなかったら未来の自分は✗✗で困ったりしそう

共感力の上げ方

  • ヨガ
  • 瞑想
  • 祈り
  • 自然
  • 畏怖を感じる
  • 自己犠牲作品
  • 難解作品
笑う

お笑い動画を見て大笑いすることで集中力をブーストできる。

衝動性を抑える7つのテクニック

※セルフレギュレーションと重複あり。

  1. 環境づくり
  2. 行動を変える
  3. 尊敬と軽蔑のロールモデルを作る
  4. 衝動を抑えるのがうまい友達と付き合う
  5. 感謝の気持ちを持つ
  6. 循環型思考を身につける
  7. 今まで自分が行ったズルや不正を紙に書き出す
環境づくり

部屋など誘惑のない環境を作る。

誘惑のない環境にいれば目標達成しやすい。

逆に、誘惑が多い環境では1日の疲労感が多くなる。

行動を変える

IfThenプランニングなどを使い行動を変える。

行動が変われば性格が変わる。

IfThenプランニングを用いた研究で16週間で性格が変わったという報告も。

尊敬と軽蔑のロールモデルを作る

理想的な人を考えると、その人のような行動を取るようになる。

逆に軽蔑するような人をロールモデルにすると、反対の行動を取るようになる(反面教師)

衝動を抑えるのがうまい友達と付き合う

セルフコントロールは友人同士影響し合う。

高い人に近づく。

感謝の気持ちを持つ

人生で起きた感謝を書き出すと目の前の誘惑に強くなる。

さらに人生の幸福度も上がり、衝動や誘惑から守ってくれる。

感謝をIfThenルールにするのも◯

循環型思考を身につける

今日がずっと続く。人生はそれの繰り返し。

今の自分が未来を作るという思考。

今まで自分が行ったズルや不正を紙に書き出す

書き出すことによって誘惑に打ち勝ち、セルフコントロール能力が上がる。

過去の不正を意識した人は衝動を抑えることができる。