最強のマインドフルネスACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)を活かす

ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)とは

ACTは瞑想とマインドフルネスをベースにした認知行動療法の一種。

認知行動療法とは

認知療法認知行動療法は、認知に働きかけて気持ちを楽にする精神療法(心理療法)の一種

認知行動療法センターより

その認知行動療法の中で最も実践的なもの。

心的柔軟性を高め

  • 気分の落ち込み
  • 不安神経症
  • 心配性
  • 慢性痛
  • 各種中毒

など幅広く効果が期待できる。

その他にも人間関係や勉強のストレスにも効果。

ACTの考え方

心・感情のコントロールは目指さず行動をコントロールする。

そのため行動や成果にムラがある人におすすめ。

現実逃避やマイナス行動を止める手段。

※幸せになる方法ではなく苦しいことに向き合う方法。

幸福の罠とは

幸せを求めるために不幸から逃れようとすると不幸になること。

この幸福の罠は人間の進化の過程で必要だった能力。

今より安全ではな無い時代、ネガティブに気づきやすい方が生き残れた。

それが故、人間にとって幸せであることはむしろ不自然である。

幸せは結果として手に入れるもの。

ACTが必要かどうかのチェックリスト

  1. 私は成功するための感情コントロールが上手い
  2. 不安は良くないものだと思う
  3. ネガティブな思考や感情はコントロールするか消さないと悪影響になる
  4. 自分の強い感情を恐れている
  5. 何か重要なことを成し遂げる時、疑いの心は振り払っておく必要がある
  6. ネガティブな思考や感情が出たら直ちに振り払う必要がある
  7. ネガティブな思考や感情をコントロールするには分析して振り払うべき
  8. ネガティブな思考や感情を減らしたり追い払う力を高めれば幸せになれる
  9. ネガティブな感情をコントロールできないのは怠慢と弱さが原因だ
  10. ネガティブな思考や感情があるのは心理的に不健康である証拠だ
  11. 人生をコントロールする人は自分の感情もコントロールしている
  12. 不安を感じるのは悪いことだ。私はそれを全力で避けている
  13. ネガティブな思考や感情が起きるのは自分に問題があるから
  14. 何か重要な事をするときは気分を良くしなければいけない
  15. 気に食わない思考や感情はそれを考えないことで抑える

1つでも当てはまればACTをして見る価値あり。

ACTの基本行動原則

フュージョン(Defusion)

感情と自分を切り離す

【ACT】ディフュージョン - 樹-itsuki-

観察する自己(Observing Self)

自己には観察する自己と思考する自己が存在。

思考する自己の影響を減らすと判断せずにそのまま受け入れられる。

拡張(Expansion)

自分の感情の処理をせず、自分の中に居場所を作る。

接続(Contact With Moment)

集中状態になる。

価値観の観察(Values Clarification)

目標への行動(Committed Action)